飛行装具Ⅴ(鉛筆画)

以前にマニエルノアール(メゾチント)で仕上げた図案の飛行装具Ⅴを、鉛筆画で描き直しました。
サイズはA3サイズ。
コックピットに座って自転車のようにペダルを漕ぐと、翼が上下し羽ばたく設計の飛行装具です。

 

鉛筆画における、背景の黒塗りつぶし。

鉛筆画で、背景が真っ黒に塗る潰している絵がありますね。あれって結構難しいのです。
鉛筆のストロークや強弱がどうしても出てしまう。

私は昔はファーバーカステルの8Bを軽いタッチで縦横斜め更にそのまた斜めのストロークでタッチを付け黒を塗る重ね、テッシュで馴染ませることを数回繰り返し、出来る限りムラのないマットな黒背景を目指して描いていました。先ずは画面全体にその黒で塗る潰して、描画するところを消しゴムで消し取って描くのです。そうすることによってマットに近い背景の絵が出来てきます。鉛筆のムラは私個人として見る人が見にくいだろうと考えてここは大事に仕上げてきました。最近の飛行装具シリーズでは、より黒く塗りつぶすためにカーボン芯の鉛筆を使います。そうすると更にムラが出やすい。今まで8作品の飛行装具では、納得のいく塗りつぶしが出来ていません。
因みに以前のファーバーカステルの8B鉛筆同様普通の鉛筆は、どこまで塗りつぷしても鉛色、つまりグレーです。

今日は、この塗りつぶしのやり方を試行錯誤。カーボン芯の場合鉛筆画先ず紙に当たったストロークの始発点に黒がしっかりし過ぎるほど乗ってしまいます。それはその視点に筆圧による凹みが出来てしまうからでもあります。そこで、ストローク開始の場所に紙を合ってて描いてみました。塗り重ねること右斜めと左斜め、それをテッシュで髪に馴染ませること3回程でこのようなマットな感じで仕上がっていおきます。塗る面積が小さいので上手くいったに過ぎませんが、今後はこの方法をとってみたいと思います。

注意:飛行装具シリーズのカーボン鉛筆による塗りつぶしで、上に述べたように一度全体を塗りつぶして描画部分はそのげ消しとってからといったやり方だと、カーボン鉛筆の場合、綺麗に紙の色まで消しきれません。描画部分はマスキングして背景を塗りつぶします。

背景(ブラック)の塗りつぶし作業

A3サイズである。
今まで描いていた飛行装具シリーズはB2サイズに描いていた。1作品1ヶ月くらいかかっていた。それだと時間がいくらあっても足りない。飛行装具のアイデアは随分とスケッチが溜まっている。それをB2サイズで清書と言うか、そのような鉛筆画で仕上げているととてつもない時間を要することがわかってきた。焦ってきた。そこで飛行装具ⅧからA3で描いている。このサイズだと1作品1週間である。とりあえず、量産体制に入らねばならない。

■ 飛行装具 Ⅸ になるかな。多数の白鳥がこの船を釣り上げて空を飛んだ。背景を黒で塗りつぶしている、まだ途中だ。

■ 飛行装具 Ⅴ になる。一度、版画のマニエールノアールで描いた飛行装具だ。背景の塗りつぶしまで完了した。

飛行装具Ⅷ、A3サイズでとりあえず完成間近!


イラストボード(バロンケント)のA3サイズで製作中。2日かけてここまで来た。
下図をトレースダウンし、対称のマネキンと飛行装具Ⅷをコピーした紙を切り抜き、マスキングとして使用し、背景をカーボン鉛筆で塗りつぶす。
その後、マネキンと装具部分を描画していく。
紙をアールにカットし、マスキングし、綿棒などで黒く染めて行ったり、練り消しや消しゴム、ペン型消しゴムで白を描き込む。
後は、マネキンの脚部分と天井から吊るされたワイヤーを描画していく。
明日には、仕上げるぞ!

古本屋でこんな本を見つけてしまった。

『飛行の古代史』ベルトルトラウファー=著、杉本剛=訳

東洋と西洋とでの飛翔の虜となったものたちを比較しつつ、その冒険の魅力が伝わってくる。第1章にいきなり、「ブレイダッド王は、伝説によると十番目のプリテン国王で、リア王の父にしてバスの開祖だが、羽で翼を作り、それを用いて飛ぼうとしたが………」と出てきてしまった。鳥の羽を集めて、人間用の翼を造った人の記録から始まっている。面白そうだ。

飛行装具 Ⅷ (銅版画の巻)

飛行装具シリーズは鉛筆画の連作である。
シリーズの5作目は、マニエル・ノアール(メゾチント)の作品になったが、いずれは鉛筆画で再度制作する。
時折、鉛筆画とは違った技法の作品もバラエティに富んで良いのではないか。
今回の、シリーズ8作目は、装具を装着したマネキンが絵に登場する。今までとは少し違ったイメージを持っている。おそらく装具だけの作品より、それの持つエピソードも広がりを見せるのではないかと思っている。

蓼科にある義父の別荘(アトリエ)にて、義理の父母のお供(運転手)がてら、2泊3日での制作だった。

まだ完成したわけではないが。

1m厚の銅板にグランドを引いていた。それに図版をトレースする。
トレースはカーボンを使うのではなく、図版が鉛筆画であればそれをグランドを引いた銅板に重ね、プレス機ですると転写される。

ニードルは、持っていないため、マチ針を使って自作。安価で常に尖った状態で仕事ができる。筆圧をあまりかけられないので、筆跡による強弱はあまりつけられない。
 

トレース暖簾を目安に、その自作ニードルで描画→腐蝕→描画→腐蝕→描画→腐蝕→描画→腐蝕

刷りの作業は
1:手袋をし、石油でグランドを落とす。出来るだけ古新聞などの廃材を利用。最後はベンジンを用意て、キッチンペーパーなどで綺麗に拭き取る。
2:インクを詰める。大きなローラーで全体に、そして小さなローラで細部まで銅板全体に、特に筆跡の溝の中にインクを詰める。余分なインクをゴムベラで落とし、再度小さなローラーでマットに伸ばす。
3:ここでも古新聞を使い、インクを吸い取る。
4:寒冷紗を使い、インクを拭き取る。全体に寒冷紗をぐるぐると円を描く感じで回し大まかにインクを拭き取る。今度は腐蝕されていないところが鏡面に戻るくらいまで、絹布で拭き取る。最後は、紙を用意て拭き取る。縁の部分も綺麗に拭き取る。
5:銅板をプレス機にセットし、湿った紙を敷き、プレス機にかける。

暖炉で焚き火を囲い、思い出話。

夜はすき焼き。

朝のお掃除、4ヶ月ぶりの森の落ち葉を履き取るママ。

cornelius と ハナレグミ と 僕

パソコン内の写真を整理していたら、8ヶ月ほど前の写真が出て来た。
cornelius と ハナレグミ と 僕だ。
「3人でユニット組もうよ」って話をしているところ、とそれは真っ赤な嘘だけど。
「僕が昨年(2018)出かけたコンサートは、cornelius と ハナレグミ と 海援隊!」と言ったら、二人は笑ってた。