先々週の作業で、牧神こと“アイギパン”の頭部の化石の、頭蓋骨部分と角が合体していた。
骨の主成分はリン酸カルシウム、角の成分はたんぱく質、要は爪の成分と同じである。
角や爪にも成長の早い遅いの時期によって、樹木の年輪のように節が出来るが、山羊の角にはかなり顕著に表れる。
下地の木部加工の段階で節目を彫っておいて、その上に顔料を接着代にて付着させた。これから、化石の成分に近い石英質の顔料を着けたり削ったりして、化石化した表情に仕上げていこう。
9月1日の日だったか、仕事が終って初台の画廊 珈琲 Zaroff で今日まで開催していた『ミメーシス~美術史名作集』に行って来た。知り合いの作家、菅野まり子さんと浅野信二氏が参加している展覧会である。このグループ展のテーマも知らず、いつもクオリティの高い仕事をする二人の作品を見ようと足を運んだ。画廊に着いてみれば展覧会のテーマは模写であった。しかし、本物を真似て描く秀作レベル模写ではなく、音楽で言えばコピーではなくカバーと言えば解るだろうか?クラッシックの原曲を今のオーケストラは、選りすぐりの高いスキルを持つプレイヤーが、モダンな個性を加え演奏する。ジャズやポップスにも同じことが言える。ある意味では、原曲を超える楽曲になる場合もある。そんな挑戦をされた展示に見えた。素敵な展示であった。僕も参加したかったなー!
そして今日の空を添えて!
昨夜26日の仕事明け、
PARADAのオーナー隆さんと亜実ちゃんと3人、
東京に雨が降り出しそうな時間
蓼科へ向け出発。
談合坂辺りでゲリラ豪雨と遭遇し一枚。
夜遅くに、彼らファミリーの蓼科の別荘に到着。
今日27日、その別荘からの森の眺めを一枚。
お昼頃、白駒池をハイキング、そこで数枚。
夜のバーベキュー、中林先生と慶子ママとの団欒シーンを一枚。
毎年、PARADAギター部の合宿でここへ来ていた。
今年は足並みが揃わず、身内だけで。
隆さんの奥さんの安希ちゃんが来れなかったのは残念である。
それから、参加を希望してくれた部員にはホント申し訳なく思う。
また、仕切り直してみんなと来たい。
こちらは天気も最高で楽しんでます。
そして、亜実ちゃん誕生日おめでとう。
牧神“アイギパン”の頭部の化石の基礎型の荒どりの途中経過、大分ドクロらしくなったかな、先は長いが。
全身の化石もこれからは発掘するように、慎重にハンドグラインダーを使って削り出して行く。最近購入のハンドグラインダー、ツイスターX ¥29800
化石は土に埋まった死骸の硬い部分、骨や角、爪、歯などのカルシュウムが、バクテリアなどによる分解で消え鋳型を作り、そこに流れ込んだ二酸化珪素で形成される。言い換えれば、二酸化珪素は結晶であるから鉱物化したわけである。牧神の化石の部分は水晶を多く含む顔料と樹脂を何回か交互に塗り、更にそれを磨き出す。周りの石も顔料を接着剤を敷いた上に降り積もらせ、また、本物の石に近づけるよう削り出して行く。牧神の化石制作の途中経過を。
明日15日、吉祥寺PARADA http://www.cafe-parada.com/ では、真夏の持ち寄りカレーパーティが開催される。pm19:00〜、¥? らしいが、リーズナブルな金額だと思う。僕の出し物のインド風キーマカレーのレシピを!
クミンシードを漬けたサラダ油に生姜50gニンニク50gのみじん切りを入れ炒める。
玉ねぎ500gセロリ100gのみじん切りををまた入れ炒める。
更にトマト500gのみじん切りを入れ水気が無くなるくらいまで炒める。
今回は黒毛和牛と黒豚の合挽き肉700gとローリエをいれ炒めた。
パプリカ大さじ2、ターメリック大さじ1、カイエンペッパー小さじ1、ガラムマサラ小さじ1を加え炒めたあと、水1ℓを入れ煮込む。
塩、大さじ1.5位で味を調え、片栗粉少々で微妙なトロみをだし、基本は出来上がり。
僕は最後に、春の生グリンピースを入れるのだが、今は旬ではないので冷凍でご勘弁!
明日、お待ちしています。