スフィンクス

スフィンクス。

ウィキペディアだと、ギリシア神話から引用して、『ライオンの身体、美しい人間の女性の顔と乳房のある胸、鷲の翼を持つ怪物』とある。所謂、人と鳥とライオンの合いの子のようだ。その骨格デザインを再検討している。ギュスターヴモローをはじめとした絵画作品にも登場するスフィンクスは、ライオンか、もしくはその他の大型ネコ科の動物に美女の頭部に魅惑的な乳房を持ち、背中に翼を生やしている姿で描かれている。
進化の系統樹を辿ると、この姿はどこにも属さない。古生代に脊椎動物が出現し、その中の魚類から我々の祖先の四肢動物へと進化した。その際、魚の鰭が四肢動物の手足となったわけだが、四足動物へ進化して以降、四肢は前脚と後脚の二対と決められた。鳥類は前脚を進化させて翼としたわけだから、前脚、即ち両手も持った上に翼も持つ脊椎動物はありえないと言うわけである。
と言うことで、スフィンクスや天使、サターンのように、両腕を持ち翼を持つ動物は、魚類以前にまた別の種への系統を辿ったと考えてみる。魚類から四肢動物へ進化して以降、その種の広がりは多種多様だ。しかし、四肢動物へ進化しなかったもののその姿の変容はは、四肢動物とは比べ物にならないほど単純だ。
スフィンクスらがその四肢動物に進化しなかったグループの中の子孫だとしたら、六肢動物の種。現在は絶滅してしまっていて、その化石も未だ発見されてもいない、そんな種がいたのだろうか?

とまぁ、上のスケッチで取り上げたいのは、骨格のデザイン的なところだ。ライオンの首から下の胴体に美しい女性の上半身が乗る。ライオンの肋骨が首から上にも連続していて、それが女性の肋骨と一体化しているデザインを作ることはできるだろう。
しかし、さらに鷲の翼を持つ。鳥が大空に羽ばたけるには、先ずは身体が軽くできている。軽くて強いに特化した骨の内部構造がある。それに、両腕を長く伸ばし羽を生やしている。その羽で力強く風を仰ぐための胸筋の筋力は半端ない。その筋力を支える胸骨や肋骨は、哺乳類や爬虫類のデザインでは耐ええない。鳥の胸骨は竜骨突起と言う船底の形をした突起状になっていて大きい。

他、幻想動物の飛翔に関してのスケッチ。

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