飛行装具 Ⅷ (銅版画の巻)

飛行装具シリーズは鉛筆画の連作である。
シリーズの5作目は、マニエル・ノアール(メゾチント)の作品になったが、いずれは鉛筆画で再度制作する。
時折、鉛筆画とは違った技法の作品もバラエティに富んで良いのではないか。
今回の、シリーズ8作目は、装具を装着したマネキンが絵に登場する。今までとは少し違ったイメージを持っている。おそらく装具だけの作品より、それの持つエピソードも広がりを見せるのではないかと思っている。

蓼科にある義父の別荘(アトリエ)にて、義理の父母のお供(運転手)がてら、2泊3日での制作だった。

まだ完成したわけではないが。

1m厚の銅板にグランドを引いていた。それに図版をトレースする。
トレースはカーボンを使うのではなく、図版が鉛筆画であればそれをグランドを引いた銅板に重ね、プレス機ですると転写される。

ニードルは、持っていないため、マチ針を使って自作。安価で常に尖った状態で仕事ができる。筆圧をあまりかけられないので、筆跡による強弱はあまりつけられない。
 

トレース暖簾を目安に、その自作ニードルで描画→腐蝕→描画→腐蝕→描画→腐蝕→描画→腐蝕

刷りの作業は
1:手袋をし、石油でグランドを落とす。出来るだけ古新聞などの廃材を利用。最後はベンジンを用意て、キッチンペーパーなどで綺麗に拭き取る。
2:インクを詰める。大きなローラーで全体に、そして小さなローラで細部まで銅板全体に、特に筆跡の溝の中にインクを詰める。余分なインクをゴムベラで落とし、再度小さなローラーでマットに伸ばす。
3:ここでも古新聞を使い、インクを吸い取る。
4:寒冷紗を使い、インクを拭き取る。全体に寒冷紗をぐるぐると円を描く感じで回し大まかにインクを拭き取る。今度は腐蝕されていないところが鏡面に戻るくらいまで、絹布で拭き取る。最後は、紙を用意て拭き取る。縁の部分も綺麗に拭き取る。
5:銅板をプレス機にセットし、湿った紙を敷き、プレス機にかける。

暖炉で焚き火を囲い、思い出話。

夜はすき焼き。

朝のお掃除、4ヶ月ぶりの森の落ち葉を履き取るママ。

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