la manière noire マニエルノアール(黒の技法) 、その1

だいぶ前になるかなぁ?2年か3年か。
義理の父に、「マニエルノアールをやんなさい」と言われ、技法を伝授いただいたことがあった。東京芸大の版画科名誉教授からの無料での恩恵、幸運なことだ。
その時は、一点、メドゥーサの頭骨の絵を図版とし創ってみた。気に入らなかった。1度や2度のトライで気にいるようなものが出来るもんかい、ということで、その後もう一点創るつもりで銅板には素地作り(目立て)まで施していた。そしてその板は封印した。

最近その封印を解いて、銅板を取り出してみたら錆びていた。これではダメだと、錆び部分を醤油で磨き酷い部分はヤスリをかけた。
目立てをやり直して、歩行装具シリーズの銅版画番を作ろうと思っている。

目立てにはベルソーという細かい溝が弧を描いて並ぶステンレスのヘラを、版に立てて左右に揺すって凸凹をつける。そこにインクを乗せ紙に移せば、深い漆黒の闇の空間が出来上がる。描画は白部分を書き起こす。la manière noire マニエルノアール(黒の技法)はこのメゾチントのこと。

以前は自分には向いてないと思ったんだがね。さてどんな作品になるだろうか?

図案はこの中のどれかでいこう。
 

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Google フォト

Google アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

%s と連携中