■日暮里は谷中にあるHIGURE 17-15 CAS Contemporary art studio で、2014年の個展をおこなった。一般的なギャラリーとはひと味違い違う、オーナーとの距離のないところ。利益を重視せず、アート発信というところに経営の重きが置かれている。今回、友人アーティストの石丸運人氏の紹介で彼との合同開催というかたちであった。石丸運人氏の作品はトーテムをテーマとした重厚でクールな立体作品。僕も神話の生き物がテーマで共通点が多い。HIGUREの1Fが石丸氏、僕は2F、スペースの空気にも僕の作品は合っていて、新作4点と旧作も加えた展覧会になった。一年前にギャラリー志門の展示では、ケース無しで触れる化石展示であった、今回は博物館風にアクリルケースに保管した見せ方で臨んだ。旧作にも多少手を加えクオリティを上げた。自分としては満足のいくものになった。ご来場の皆様には心より感謝いる。今後ともよろしくお願いします。