2001年に製作した絵本ですが!

2001年に製作した絵本です。その年の、今はなき新風舎の絵本コンテストに応募した2作品のうちの1作品。もう1作の『雲の坊や』と言う絵本は幸運にも大賞を頂き出版化して頂きましたが、こちらの作品は落選した作品です。電子絵本にしましたので、もしもよろしかったらご覧ください。

http://p.booklog.jp/book/122969

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新しいテーマに挑戦中!


私は1979年頃当時中学2年生時、テレビで特番としてやっていた『鳥人間コンテスト』に憧れ、自作のハングライダーを作ったことがあります。それは裏山から切り出してきた竹で骨組みを組み、ビニールを貼ったカイトみたいなやつでした。作っている時期は毎晩のように自分が空を飛ぶ夢を見たものです。( ´ ▽ ` )

そして完成させいざ飛行の日がやってきて、友達や弟に手伝ってもらい、裏山の崖までそのハングライダーを運びました。そして崖に通じるその坂道を滑走して熊本の田園の空へ飛び立ちました。実は運んでいる途中に翼の端っこが木の幹に接触し折れてしまっていました。しかし絶対に飛べると思い込んでいた私は、全く疑うことなくその挑戦に挑みました。結果は一瞬だけ体が風に浮かんだのを感じた後、漫画のように崖下の林へ落下してしました。擦り傷程度の怪我で済んだ私は笑い者となりましたが、子供の頃の思い出として心の隅に大切にしまっている経験です。

レオナルド・ダビンチが飛行を可能にするための考察をメモしスケッチした手稿を残しているのは有名です。それらは現在も何らかのメディアによって目にすることができ、私たちはそのイメージらが現代の宇宙まで飛び出しそうな航空時代の出発点と思っています。しかし、それ以前にもこの空を飛ぶという願いはあったのだと私は思っています。ダビンチの活躍した15世紀、そのもっと昔から、紀元前とか有史以前とか、空を飛ぶという挑戦に挑んだ夢想家が存在していたに違いないと、私はそう思っています。記録には残っていないものがほとんどすべてですが、鳥の飛行を観察研究し、その羽の動きかたや性能、重心移動を考え、人間が空を飛ぶための歩行装具を設計し製作され試験飛行された。そのほとんどすべては失敗に終わっただろうし、多くの挑戦者が負傷を追い犠牲となったでしょう。そしてまた周囲からの嘲笑も受け、変わり者の発明家として生きた人がいたでしょう。

その発明品の飛行装具と題して鉛筆画で描いています。その元となるスケッチです。

歩行装具 No,1

飛 行 装 具
Equipment for fly

空を飛びたい、飛んでみたいと、私たちはいつの頃から夢みてきたのだろう。遥かな遠い昔、この世界に様々な文明が現れてから、またそれよりもさらに昔の原始の時代から。この空を自由に飛ぶ鳥を眼に映し、その鳥の姿こそ自由なるものと、そう見えたに違いない。そして、その鳥たちのように、この世界の天井に拡がる真っ青な大空を羽ばたきたいと、この地上をその大空からの視点で眺めたいと思ってきたはずである。

何故なら、神はそれが出来るのだから。

両手を広げ大空へ羽ばたく、その手から生えた目には見えぬ翼が、上昇気流を攫み一気に雲の高さまで舞い上がる。風に乗った体は大地を見下ろし、この世界を俯瞰する。頰にぶつかる湿った空気が、時の流れを失わせ自由を得る。

かつて、この地球は恐竜たちが支配した惑星であった。大海で育まれた全ての命は、何億年と時間をかけた進化の命脈である。その中の、たった一つの種が、生存競争による偶然と奇跡に導かれ、ある時期に陸に上がる。鰭を前後の脚に変え鰓を肺に変えた。環境の急速な変化を耐え適応し生き延びたその種の生命は、陸上の草や木の実を食べる草食動物に、またはそれらの動物を食べる肉食
動物に進化した。そして恐竜が誕生し、その中のある種は前脚を進化させ翼に変えた。それは飛ばなければ生きられないという絶望からの産物であった。

進化のスピードを加速させたものは、環境の激変や生存競争によって起こった命の危険や、子孫やその種の絶滅の危機と言った絶望が発火点となる。そして人類はそういった絶望に直面した時、二足歩行を確立し、火を、武器を、言葉を手に入れたが、翼を持つことはなかった。しかし、人類は空を飛ぶことを、本当に遠い昔より、とてつもなく長い間夢みて憧れ、願い続けてきた。

現在では、ジェット旅客機やジェット戦闘機、プロペラ機、ヘリコプターや飛行船、ハンググライダー、パラグライダー、熱気球、更には宇宙ロケットといった数々の飛行のためのテクノロジーが実現された。そこに至るまでには人類は様々な挑戦と失敗を繰り返す。そして、そんな挑戦の最初の頃、鳥の模倣をし、その能力を追いかけ、飛行装具なるものを人体に装着して大空に羽ばたくことを試みたものがある。

ドラゴンの化石!

ずいぶんと長いことかかってしまいました。
ドラゴンの全身骨格の水彩画です。
昨年暮れから取りかかって、仕事の忙しさもあって、日にチョビチョビとしか進みませんでしたが完成しました。
骨格の描画部分は水彩と鉛筆によって描き、背景はエアーブラシでアクリル絵の具をマットに吹きかけ、スポットの発光を微かに首の当辺りに表現。
西洋のドラゴンはこのように同の長い蛇のような格好ではないが、翼を持っていて恐竜の生き残りっぽい生き物。東洋のドラゴンはこの絵のように、長い蛇のような胴体であるが、翼を持つという文献と持たないという文献もある。
さて、事実どんな姿をしていたのだろう。そう思いを巡らしながら製作した。